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松田先生からのメッセー(2013/3/6)

Hello from Mamiko Matsuda,Ph.D. in Houston March 2013

 

 日本のみなさん、こんにちは。

 

 

 

 私の住むヒューストンでは、木蓮(もくれん)の花も終わり、今はつつじの季節を迎えています。日本でも木々が芽吹き始め、鳥たちのさえずりも明るく聞こえているかもしれませんね。

 

< 私が毎日ジョギングしている愛用コースに咲いているつつじです。

つつじの上で緑の葉を伸ばし始めているのは木蓮(もくれん)です。>

 

 

 

 ただし、花粉症の人にとっては憂鬱な季節の到来かもしれません。環境省によると、日本人の29.8%(およそ3800万人)もの人が花粉症の悩みを抱えており、その数は年々増加の一途をたどっている、といいます。

 みなさんの中には、マスクやサングラスの着用、あるいは市販の抗ヒスタミン薬では花粉症の症状を軽減できず、副作用の強い副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)注射を受けている方がおいでかと思います(注)。

 

     (注)主な副作用として、免疫力低下、感染症や糖尿病の誘発、胃潰瘍、副腎不全、うつ状態、精神障害、骨粗鬆症と骨折、動脈硬化、低カリウム血症、白内障、緑内障、浮腫(むくみ)などがあります。

 

 鼻水や涙目などの不快な症状を我慢したり、ステロイド剤の副作用に悩まされたり、自然界にある花粉をうとましく思ったりしているよりも、「花粉のような自然界にある物質に対して過敏に反応しない体」に自分自身を変身させてみてはどうでしょう。そうすれば、周りにどんなに花粉が飛来していても、生涯花粉症に悩まされるようなことはなくなります。

 

 「花粉に対して過敏に反応しない体への変身」は、決してむずかしいことではありません。先月このメッセージでご紹介したインフルエンザの場合と同様、ナチュラル・ハイジーンのライフスタイルをとり入れればよいだけのことです。そうすれば、毎年春になると悩まされ続けていた花粉症は、完全に過去のものとなります。

 

およそ3人に1人が花粉症のためにこの時期を憂鬱な思いで過ごしているにもかかわらず、このようなお役立ち情報が多くのみなさんに広く知られていないのはとても残念です。

 

それどころか花粉症の人への食事対策として一般に伝えられているのが「バランスのとれた食事」であることには、憤りを覚えずにいられません。動物性食品や高度に精製加工された食品の摂取こそが、花粉に対して過敏になってしまう真犯人だからです。

 

動物性食品や高度に精製加工された食品の摂取は、腸内細菌のバランスを失わせ、有害細菌やカンジダの増殖を許してしまいます。優勢となった有害細菌やカンジダは、小腸の壁に穴をあけ、ここから未消化のタンパク質が漏れ出し、血液中に吸収されていくことになるのです。これが花粉症のトラブルの始まりです。

 

この症状を英語では「Leaky gut」(リーキーガット。漏れやすい腸、の意)といいます。花粉症の人は、腸が不健康で、漏れやすくなっているのです。

 

血液中に未消化のタンパク質(特に牛乳やチーズなどのミルクタンパク、小麦、ライ麦、大麦に含まれる「グルテン」と呼ばれるタンパク質など)が吸収されると、体の免疫システムはこれを異物(アレルゲン/抗原)としてとらえ、排除するための物質「IgE抗体」をつくります。

 

IgE抗体」は、「マスト細胞(mast cells)」と非常に強く結合する性質を持っています。「マスト細胞」とは白血球細胞の一種で、「IgE抗体」によって活性化され、炎症や免疫反応などの防衛機構に重要な役割を果たす細胞です。

 

気管支・鼻粘膜・皮膚など外界と接する組織の粘膜や、全身の結合組織に分布しており、日本では「肥満細胞」と呼ばれることのほうが一般的です。ただしこの細胞は、肥満とは無関係で、ふくれた様子が肥満を連想させることからつけられたものです。

 

IgE抗体」は「マスト細胞」と結び付くことで、同じアレルゲン(抗原)が侵入したとき、「マスト細胞」を活性化させ、速やかに排除する準備を整えます。アレルゲンが侵入すると、「マスト細胞」に結合している「IgE抗体」がアレルゲンをキャッチしてこれと結び付きます。この反応を「抗原抗体反応」と呼びます。

 

この反応の刺激によって「マスト細胞」が活性化されると、「マスト細胞」からヒスタミンやロイコトリエンなどが放出されます。ヒスタミンは、血管拡張(発赤)や平滑筋の収縮などに関与し、またロイコトリエンは、気管支平滑筋収縮作用、鼻粘膜の炎症や腫れなどに関与する化学伝達物質です。いずれも侵入物から体を守るための物質ですが、不快な症状を引き起こします。

 

IgE抗体」が大量に生産されてしまうと、「マスト細胞」と結び付いた「IgE抗体」は、食べ物の中にあるものばかりか、花粉のような自然界にある物質に対しても反応するようになってしまいます。

 

花粉が侵入すると、花粉と結合した「IgE抗体」によって活性された「マスト細胞」から、ヒスタミンやロイコトリエンなどが放出され、くしゃみ・鼻水・かゆみ・発赤(ほっせき)などの症状を伴うアレルギー反応を起こすことになります。これが花粉症のメカニズムです。

 

ヒスタミンは知覚神経を刺激し、くしゃみ中枢を介してくしゃみ発作を起こし、分泌中枢を介して鼻水を分泌させます。くしゃみと鼻水は、体が引き起こす一連の防衛反応で、いずれも鼻に入り込んだ花粉を体の外へ追い出すためのものです。

 

また、ヒスタミンとロイコトリエンは鼻粘膜の血管を刺激します。その結果、血管が拡張して鼻の粘膜が腫れて、鼻づまりを起こします。これも体の防衛反応です。こうして花粉を含んだ空気を吸い込みづらくしているのです。

 

こうした一連のアレルギー反応の発端となっている動物性食品や精製加工食品の摂取をやめれば、「リーキーガット」は修復され、花粉症はもちろんのこと、アトピーやじんましん、喘息などのアレルギーは一掃されます。ついでですが、関節リウマチなどの自己免疫疾患も同様です。

 

何十年もの間、花粉症に悩んできた人でさえ、「ナチュラル・ハイジーン・ライフ」をとり入れることで、完全に花粉症から解放された人がたくさんいます。花粉症のみなさん、花粉の時期を憂鬱な思いで過ごしていないで、さっそく「ナチュラル・ハイジーン・ライフ」をとり入れてみてはどうでしょう。

 

今すぐ動物性食品を完全に止めることはできないという人でも、せめて牛乳をやめるだけで、花粉症の不快な症状はかなり軽減されます。冬の重いコートを脱ぎ、春の野原や林の中を歩き、新鮮な空気を思いっきり吸うのは気持ちがいいものです。

 

なお、ナチュラル・ハイジーンの食事プログラムが推奨する「プラントベースでホールフードの食事」は、「玄米を主食に野菜のおかず」というマクロビオティック流のベジタリアン食とは違います。

 

朝食はフルーツか、またはフルーツと緑葉野菜たっぷりのグリーンスムージーにして、昼食と夕食は、穀類を主食にするのではなく、色とりどりの野菜を主食にします。そして、油は使いません。

 

 

ある日の私の夕食です。

    紫キャベツ・ニンジンのコールスローと生野菜の盛り合わせ

    カボチャ・アズキ・ベビーホウレンソウの煮物

(作り方/カボチャを少量の水で煮、柔らかくなったらゆでたアズキを加えて温めます。ベビーホウレンソウ

を加えて火を止め、余熱でホウレンソウを加熱すれば、できあがりです)

    芽キャベツ・ニンジン・万能ネギ・生シイタケの蒸し煮

(作り方/せん切りにした野菜とごく少量のベジタブルブイヨン(ペースト)をタジン鍋に入れ、数分、中火で

加熱したものです。

 

『超健康革命「旬のレシピ集」』『50代からの超健康革命』『女性のためのナチュラル・ハイジーン』には、そうしたレシピが多数紹介されていますので、ぜひ参考になさってください ⇒ 詳細はこちら

 

2013年4月の来日講演会について】

このホームページのインフォメーション欄でもご案内していますが、春の来日講演のスケジュールは下記のようになっています。詳細については、各講演会ご担当の方までお尋ねください。

 

★4月13日(土)神戸/問い合わせ先:03‐3436‐6827(日本リビングビューティー協会)

★4月14日(日)東京/問い合わせ先:03‐3436‐6827(日本リビングビューティー協会)

★4月19日(金)福岡/問い合わせ先:092‐738-3330(公認会計士 山崎隆弘事務所)

★4月20日(土)那覇/問い合わせ先:05031335773(人育科学社/じんいくかがくしゃ)