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New! 松田先生からのメッセージ(2014/9/3)

                                               Hello from Mamiko Matsuda,Ph.D. in Houston Sept. 2014

 

  

日本のみなさん、こんにちは。

みなさんはどんな夏をお過ごしになりましたか? この夏、日本は東京のようにカラカラ天気で暑いところもありましたが、西日本は天候不順で雨が多く、広島のように豪雨による大災害に見舞われたところもありました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

最近世界中の気象がおかしくなっているという指摘をよく耳にします。ゲリラのような豪雨もそうですし、この冬、ニューヨークや山梨県を襲った大雪などを思い起こすと、まさに異常気象を実感します。

 

先日福岡の友人から届いたメールによると、もう8月も終わろうとしているのに今年はまだコオロギの声が聞かれないどころか、ツクツクボウシも鳴いていないそうです。虫たちは私たち以上に敏感に季節の変化を察知して、鳴き声で秋の訪れが近いことを教えてくれるのに、とちょっとさみしくなりました。これも地球規模の「気象変動」と関係しているのでしょうか。

 

この夏、何よりも私が気象変動を実感したのは、7年ぶりにカナダへ行ったときのことです。

 

                雪渓が見られないバンフ国立公園の山並み。

 

 

カナディアンロッキーの壮大なパノラマが気に入り、数回訪れているのですが、7年ぶりに行ってみると、以前はバンフ周辺の山々のところどころに見られた雪渓が、ほとんど見られなくなっていたのです。地球温暖化の影響を目の当たりにしたような気がしました。

 

マウント・ビクトリアの氷河はどうなっているのか気になり、レイクルイーズまで行ったところ、エメラルド色をした湖の向こうにそびえるマウント・ビクトリアにはまだ氷河が残っていていましたが、十数年前に見たときから比べると、だいぶ後退していました。

 

地球温暖化の最大の原因は人為的な温室効果ガスにあることは、異論の余地もありません。私たち人間が行なっているさまざまな活動が、温室効果ガスを生み出し、気象変動を起こしています。

 

「私たちがこの地球の環境を傷つけている」ということに心を痛める人が最近増えてきたようで、この温室効果ガスの最大原因は、肉・牛乳・乳製品などを食事の中心に据える食習慣にあることを指摘する声が、以前にも増して聞かれるようになりました。

 

 

「畜産業」と「食べ物」と「地球環境」との深い関係について最初に広く紹介したのが、作家で環境活動家のジョン・ロビンズ氏です。

ロビンズ氏は日本ではHealthy at 100』(邦題『100歳まで元気に生きる!』アスペクト刊)や『Diet for A New America』(邦題『エコロジカル・ダイエット』角川書店刊/絶版)の著者として知られていると思います。

 

 

 

1987年に出版されたロビンズ氏のDiet for A New America』は、「私たちが動物性食品を食べることは、私たち自身の健康を傷つけるばかりか地球環境をも傷つけ、さらに家畜動物の命をも奪っていく」ことを指摘し、人々の「食の選択に関する意識改革」の必要性を喚起した最初の本でした。

 

 この本が出版されてから5年後、アメリカ人の牛肉消費量は25%低下しました。しかし、畜産業界の販売戦略の力には勝てず、その後、肉の消費量は再び増加していき、2004年には人口一人当たり年間201.5ポンド(91.4キログラム/1日当たり約250グラムの消費)にまで達しています。

 

 ところが、このあと再び大きな転換期が訪れます。「畜産業からの温室効果ガス排出量は18%で、世界中の輸送関連(航空機、船舶、車など)からの排出量(14%)を上回る」という国連の報告書が2006年に発表されたのです。

 

 

 同じ年、キャンベル博士の『China Study』(邦訳『葬られた「第二のマクガバン報告」』グスコー出版刊)が、そして2008年にはエセルスティン博士の『Prevent and Reverse Heart Disease』(邦題『心臓病は食生活で治す』角川学芸出版刊)が刊行され、「プラントベースの食事」を推奨するこの2冊の本が、世界的に大きな話題となり始めました。

 

 

すると、こうした出来事を反映するかのように、アメリカ人の肉の消費量は2007年以降、激減していきます。2012年には肉の消費量が一人当たり年間181.5ポンド(82.3キログラム/1日当たり約226グラム)と、1983年のレベルまで減少するという画期的なことが起こったのです。

 

 

 

                   アメリカ人の肉消費量の変化(ポンド/年間一人当たり)

  

 

アメリカ人の肉消費量の変化を表わしたグラフです。縦軸の数字はポンドです。

資料:https://www.facebook.com/healthpilot

 

 

 さらに2009年には、2006年に国連が発表した畜産業による温室効果ガス排出量18%という数字はあまりにも少なく見積もられすぎていたことが明らかにされ、実際は51%になる、と大幅修正がなされました。

 

 また今年2月には、「ヨーロッパ全体が動物性食品の摂取量を50%減らすと、温室効果ガスの排出量を2440%減少させることができる」という報告書も、国連から発表されました。

 

ただし、ヨーロッパをはじめ世界中の人が皆、動物性食品の摂取量を半分に減らすようになると考えるのは現実的ではありません。そうした状況の中、ポール・マッカートニーが提唱する「ミートフリー・マンデー(月曜日は肉なしの日)」を実行するのは不可能なことではないでしょう。

 

私たちの祖父母や曽祖父母の時代、多くの日本人は毎日「プラントベースの食事」をしていました。「ミートレス(肉なし)・デー」の実践は、地球環境の改善に貢献している、と思えば、とてもステキなことではないでしょうか。

 

26年前、私がプラントベースの食事に変え「ミートレス・デー」を始めたとき、それは、自らの健康のためでした。それが「プラントベースの食習慣が地球環境の改善にも貢献する」ということを知ったのは、「ナチュラル・ハイジーン」理論を学び始めてから1年ほどあとのことでした。

 

 猛暑のヒューストンを逃れて涼しいカナダで過ごした3日間は、「一人一人の食習慣と地球環境とは深く連動している、ということを多くの人に知ってほしい」と願う日々でした。

 

 

 

2014年10月の来日講演会について】

 

 

このホームページのインフォメーション欄でもご案内していますが、松田先生の10月の来日講演のスケジュールは下記のとおりです。詳細は、それぞれの問い合わせ先までお尋ねください。

 

 

★10月4日(藤沢市・辻堂/女性のためのナチュラル・ハイジーン基礎講座 

問い合わせ先:0466303580 (「ゆねす」林さんSHR会員の方)

 

★10月5日(東京・大井町/ナチュラル・ハイジーン初心者向け内容の予定

問い合わせ先:08089092589 (「AMZ」青山さん)

 

★10月11日(大阪/「ナチュラル・ハイジーン基礎哲学&実践講座」シリーズ④

問い合わせ先:0334366827 (日本リビングビューティー協会)

 

★10月12日(名古屋/「ナチュラル・ハイジーン基礎哲学&実践講座」シリーズ③

問い合わせ先:0334366827 (日本リビングビューティー協会)

 

★10月13日(/名古屋 /持続可能な未来のための究極の食事法 

問い合わせ先:0528468167 (9時~正午「アイシスジャパン」新川さん)

 

★10月18日(福岡「ナチュラル・ハイジーン基礎哲学&実践講座」シリーズ①

問い合わせ先:0334366827 (日本リビングビューティー協会)

 

★10月19日(東京/「ナチュラル・ハイジーン基礎哲学&実践講座」シリーズ⑥

問い合わせ先:0334366827 (日本リビングビューティー協会)

 

※「日本リビングビューティー協会」主催の講演内容は、「ナチュラル・ハイジーン基礎哲学&実践講座」シリーズになります。同会のホームページでもご覧いただけます。