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日本ナチュラル・ハイジーン普及協会

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松田先生からのメッセージ(2016/6/9)

                                             Hello from Mamiko Matsuda,Ph.D. in Houston   Jun. 2016

 

  

日本のみなさん、こんにちは。

「ナチュラル・ハイジーン」の健康理論を多くのみなさんに知っていただく活動をしていて何よりうれしく思うのは、「プラントベースでホールフードの食習慣に変えたことによって、念願の健康改善を成し遂げた」という方から、感動的な「サクセス・ストーリー」をお聞きしたときです。

 

毎年、春と秋に日本各地で行なっている講演会の講演後のサイン会では、そうした体験をお持ちのみなさんとの「うれしい出逢い」がたくさんあります。

 

この春の講演会でも、心に残るステキな「サクセス・ストーリー」をお持ちの方とお会いしました。43日(日)に東京で行なわれた日本リビングビューティー協会東京本部主催の講演会にいらしてくださった山口岩男さんです。

山口さんは、シンガーソングライターやハイアン・ミュージックの第一人者として知られ、ウクレレやギターがご専門のミュージシャンです。日本各地だけでなく台湾・ソウルなどでライブ・コンサートを開催しているほか、2008年にはNHK教育テレビ『趣味悠々』でウクレレ講師を担当されていましたから、ご存知の方もおいでかと思います。

 

とてもダンディーな山口さんですが、数年前までは、ジャンクフード、アルコール、精神薬などの依存症に苦しみ、肉類も好んで食べていたそうです。そのほかにも高血圧、高血糖、脂質異常、肝機能障害のため、体はボロボロ、体重は90キロ近くあったそうですが、「プラントベースでホールフードの食習慣」に変えたことで、すべてのトラブルを克服し、別人かと思われるほどスリムで見事な健康体に変身していました。

 

43日の講演会後のサイン会で、山口さんは「ナチュラル・ハイジーンを実践しているおかげで、現在は体重48キロ台をキープし、心身ともに絶好調で疲れるということがありません」と話してくださいました。私は山口さんから「サクセス・ストーリー」をさらに詳しく伺いたかったので、後日メールをさしあげましたところ、「Before」「After」の写真つきで、次のようなご返事をいただきました。

 

僕は38歳のとき(2002年)、弟の死(34歳で、心臓発作で突然死)をきっかけにいわゆる「パニック障害」と診断され(今は、そんなものは病気ではないと思っておりますが)、それ以来2013年4月まで、10年以上にわたって精神安定剤、抗うつ剤、睡眠剤を服用し続けました。通院したクリニックは10軒以上、薬は20種類ほどになります。

(編集部・注)パニック障害: 

突然起こる激しい動悸、発汗、頻脈、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいなどの体の異常とともに、「このままでは死んでしまうのではないか」といった強い不安感に襲われる病気。原因は恐怖や不安に関係している神経伝達物質と、興奮を抑える神経伝達物質とのバランスが崩れるためと考えられている。

 

もともと酒は好きだったのですが、離婚などもあり、酒量がどんどん増え、44歳の時には24時間アルコールを切らすことができない「連続飲酒」に陥り、東京都立井の頭病院のアルコール病棟に入院しました。もう何も食べられなくて、ほとんど寝たきりに近い状態でした。42歳くらいまで50キロ台だった体重が、このときには90キロ近くになっていました。

 

これがその頃の写真です。肉類、中華、ラーメンを好んで食べ、冬でも食後には必ずアイスクリームを食べていました。2枚目の写真は12年後の今日の自分です

 

         

食習慣改善前の山口さん。             食習慣改善後の山口さん。

 

アルコール病棟へ入院して、断酒には成功したのですが、現在のアルコール依存の治療は「酒さえ飲まなきゃ何をしてもいい」とばかりに安定剤と睡眠剤を出すので、依存の先が酒から薬に変わるだけのこと。結果的にアルコールは断てたものの、精神薬と砂糖への依存が増大し、2013年冬にはついにほぼ寝たきりになってしまいました。

 

見かねた現在の妻(元看護師)が、僕を精神薬の断薬で有名な医師・内海聡氏の講演に連れて行ったのです。その内容に衝撃を受けた僕は、その日のうちに全ての薬を処分し、10年以上服用し続けた精神薬をやめました。一か月後には内海医師の診察も受けることができました。それから数か月、毎晩のたうちまわるほどの禁断症状に耐えながら、断薬に成功することができたのです。

 

断薬した月にいきなり8キロ体重が落ち、その後は玄米食、マクロビ、ベジタリアンへと移行して、ナチュラル・ハイジーンに出会ったのは今年の1月です。近くに住んでいる井手敏和さんという方から本をいただいたのです。

この方は2000年頃、シリコンバレーでソフトウエアの開発をしていて、その頃ナチュラル・ハイジーンに出会い、LOHAS(ロハス)という言葉を日本に持ち込んだ方です。LOHASブームの頃に、LOHAS関連の本を何冊か出版され、講演活動もされていました。

  (編集部・注)LOHAS(ロハス)

lifestyles of health and sustainability」の頭文字をとった略語で、「自分自身が健康であること」と「自然環境が持続可能であること」の両方を可能にする暮らし方の意。「健康と地球環境」意識の高いライフスタイルを指す用語として用いられる。

 

井手さんからいただいた松田先生の翻訳による『フィット・フォー・ライフ』とその原書の『FIT FOR LIFE』を読むほどに「これだ!」との思いが高まり、すぐに「ナチュラル・ハイジーン」のライフスタイルを夫婦でとり入れました。

 

 

 『フィット・フォー・ライフ』

 

こうして精神薬、アルコール、ジャンクフードなどの依存症をはじめ、肥満、高血圧、高血糖、脂質異常、肝機能障害などの健康上のトラブルをすべて克服した山口さんは、ナチュハイ・ライフの実践で「心身ともに絶好調」「疲れるということはない」というスーパーヘルシーな体を手にしたのです。

 

 かつて肥満や薬物依存症などほとんどなかった日本の社会ですが、今では食の欧米化とともに、肥満・薬物依存症の状況もすっかり欧米並みになってしまいました。また、成人男性の3.5人に1人(28.7%)、女性の4.7人に1人(21.3%)は「BMIが25以上」の肥満です。子供の肥満、高血圧、高血糖、脂質異常も激増中です。

 

 山口さんのようなパニック障害、あるいはうつ病や統合失調症などの症状緩和のための薬物依存症などで悩んでいる人、さらには清原選手のように、もっと深刻な覚せい剤の常用から抜け出せずに苦しんでいる人なども、現在ではかなりの数にのぼります。

 

私も各地の講演会でこうした方からご相談を受けることがあります。みなさんやみなさんのお知り合いの方のなかにも、こうした悩みを抱えていらっしゃる方がいらっしゃるかもしれません。

 

 健康をとり戻すために最優先にすべきことは、「健康にとって必要な要素」を体に与えてやることです。薬は「健康にとって必要な要素」ではありません。薬や人工的な食べ物では、健康をとり戻すことはできないのです。「ナチュラル・ハイジーン」の健康理論が教えているように、健康をとり戻すのにまず最優先すべきこととは、「健康の7大要素」(『50代からの超健康革命』6166ページ)を体に与えてやること、ただそれだけです。

 

 

 『50代からの超健康革命』

 

そうすれば、誰もが、失われた健康やスリムな体型をとり戻すことができるのです。もちろん山口さんが経験されたように、はじめは禁断症状に苦しむことはありますが、正しい食習慣を続けていけば、その苦しみも一日一日軽減されていき、過去のものとなります。

 

10年余りの紆余曲折(うよきょくせつ)を経てそのことを学ばれた山口さんは、アメリカ並みに激増している肥満の人たちを見るにつけ、「彼らが確実に病むであろう病気の苦しみを思うと胸が痛む」と言います。そして現在では音楽活動のほかに、「食と健康」に関する講演活動を積極的に行なっているそうです。

 

山口岩男さんのウェブサイトはこちらです。⇒ http://iwao-breeze.com/