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松田先生からのメッセージ(2017/3/29)

                                         Hello from Mamiko Matsuda,Ph.D. in Houston   Mar. 2017

 

日本のみなさん、こんにちは.

 

今回は前回の続きで、アマゾン・ジャパンに掲載された『チャイナ・スタディー』のブックレビューに対する私からのコメントです。前回をお読みでない方は、次のサイトにアクセスしてご覧いただければ幸いです。

前回のページ ⇒ こちら

 

 

◆カスタマーレビューの要旨④【ガン死亡率について】
 死因がガンと断定するのは実は単純ではない。「中国のガン分布図」が載っているが、上海近郊の大都市で死亡率が高いのは贅沢のせいなのか、医原性(ガン治療による副作用)によるものなのかは判断がつかない。死亡率も罹患率も、現状はおおよそあてにならないことが多い。

<私からのコメント>

「上海ではガンの死亡率が高いが、それは贅沢の食習慣のせいなのか、それとも、抗ガン剤などの治療が原因なのか判断がつかない」というコメントはそのとおりかもしれません。ただし、「中国のガン分布図」を見て私たちが第一に考えなければならないことは、「ガンは地理的に一地方に集中している。それはなぜなのか」という点にあります。

ガン、特に乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンなどは、欧米風の食習慣、すなわち高タンパク・高脂肪・高コレステロールで、抗酸化栄養や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの摂取量が少ない動物性食品や精製加工食品中心の食習慣をしている欧米諸国や日本、そして上海や北京など中国の都市部で多く、「プラントベースでホールフードの食事」が中心の中国の農村部やアフリカなどには非常に少ないということを、『チャイナ・スタディー』は、さまざまな裏付けをもって証明しています。

 

◆カスタマーレビューの要旨⑤【アメリカ人の肉の食べすぎについて】
 アメリカ人は肉を食べすぎているから健康上の問題が生じるのであって、アメリカ人ほど肉を食べていない日本人に『チャイナ・スタディー』の情報を押しつけるのは不当ではないか。

肉が悪いのではなく、肉料理に使う油が酸化していた可能性、焼き肉のタレから摂取する糖質のとりすぎ、あるいはホルモン含有の肉などが原因かもしれないので、一概に肉食をせめるのは根拠が薄い。

<私からのコメント>

世界中どこでも、動物性食品の摂取量が多い国では、心臓病とガンによる死亡者の割合が多く、反対に、動物性食品の摂取量が少ない国では、心臓病とガンによる死亡者の割合が少ないことを、研究が明らかにしています(本文280ページの「図24」参照)。

日本でも、動物性食品の摂取量が増加し、植物性食品の摂取が減少していくにつれ、ガン、心臓病、脳梗塞による死亡の割合が増えています。日本人はアメリカ人ほど大量の肉を摂取していないにもかかわらず、これらの病気が増加しているのは、動物性食品の摂取量の増加と深く関係しているからです。

 

◆カスタマーレビューの要旨⑥ 【根拠論文について】
 動物性タンパク質を肯定する論文もたくさんあるが、それについては全く書かれておらずフェアではない。コレステロール摂取量は血中コレステロールと相関しないと言うのが現在の主流ではないのだろうか。

 

<私からのコメント>

動物性タンパク質を肯定する論文が多数あっても、「動物性タンパクの摂取が、ガン、心臓病、脳梗塞、糖尿病、骨粗鬆症などの予防・改善・回復を可能にするかどうか」、ここがいちばんの焦点になります。残念ながら、私が知る限りでは、そのことを裏付ける論文は、今のところありません。

 

動物性タンパク質がたとえ必須アミノ酸スコアが高い「良質のタンパク質」と言われていても、その「良質」であることがガンや心臓病の要因となっていることは、『チャイナ・スタディー』をお読みいただければ十分納得されることでしょう。

 

動物性タンパク質が良質である理由として挙げられる「メチオニン」「ロイシン」「カルニチン」「コリン」などが、心臓病やガンのリスクを高めてしまうことが、『チャイナ・スタディー』刊行後に発表された数々の研究によって明らかにされてきています。

 

「コレステロール摂取量は血中コレステロール値と相関しない」という指摘についてですが、確かに動物性食品を含む食習慣をしている人にとっては、食事から摂取したコレステロールは血中コレステロール値の上昇にはつながりません。

しかしそのことは、「だからコレステロールを含む動物性食品を摂取してもよい」ということとは異なります。コレステロール値の上昇という数値で現われなくても、目に見えないところで動物性食品の摂取が細胞のガン化、血管組織への炎症、そして動脈硬化、心臓病、骨粗鬆症、アルツハイマー病などのリスクを徐々に高め、中高年を迎える頃になると、自覚症状が現われてくるからです。

 

「コレステロール値と健康」に関しては、「超健康革命の会」の「会報」第72号(20171月号)にくわしく記しましたので、ぜひご覧になってください。


◆カスタマーレビューの要旨⑦ 【数々の症例報告について】
 プラントベース・ホールフードの食事で数々の疾患を治療できたとのことだが、
それは単純に肉の食べすぎが改善されたからなのか、付け合わせの糖質が減ったからなのか、結局カロリー制限になったからなのかが本書だけではわからない。前述した有害化学物質の摂取量が減っただけかもしれない。

<私からのコメント>

 『チャイナ・スタディー』を第1章から第18章まで、きちんと精読していただければ、「プラントベースでホールフードの食事」によるさまざまな改善例が紹介されています。研究が手前味噌的な方法でなく、きわめて綿密に行なわれた数々の栄養学的・臨床学的・疫学的研究によって裏付けられていることもおわかりいただけるはずです。巻末の参考文献をご確認いただければと思います。

 

◆カスタマーレビューの要旨⑧【アトキンスダイエットについて】

アトキンスダイエットを否定しているが、糖質制限というものは一論文で否定されるほど単純なものではない。

<私からのコメント>

『チャイナ・スタディー』第7章「糖尿病追放への道」に、「糖尿病は、脂肪や動物性タンパク質からのカロリー摂取が炭水化物からのカロリー摂取よりも多いことが原因であり、炭水化物の多い食習慣で予防も改善も可能である」ことが、くわしく説明されています。 

キャンベル博士は「この手の食事法(アトキンスダイエット=低炭水化物ダイエット、低糖質ダイエット、糖質制限ダイエット)は短期的には効果があるものの、長期間続けると、心臓血管疾患や突然死ほかのリスクを高めてしまう」と指摘しています。

 

アトキンスダイエットの提唱者、ロバート・アトキンス博士は2003年に72歳で亡くなっていますが、心臓病を患っていました。

 

 

◎松田先生の2017年4月の来日講演スケジュールを掲載します。

 詳細は、それぞれの問い合わせ先までお尋ねください。

 

日時:4月8日(土)14:00~16:00

会場:宮崎市・宮日会館(宮日ホール11階)

テーマ:「スリム&無病息災」を可能にする究極の健康法! 

主催:美菜食膳 古嶋 

お申し込み・お問い合わせ先:古嶋さん 090-7580-8196、寺原さん 090-7987-7557

 

日時:4月9日(日)11:30~14:40

会場:東京・南麻布セントレホール

特別企画:ハワイアンライブで楽しむランチ&クロストーク

──究極のアンチエイジングで30歳若返る!!

主催:株式会社Natshell

お申し込み・お問い合わせ:株式会社Natshell 053-441-4100

http://www.kokuchpro.com/event/natshell20160409/

 

日時:4月11日(火)18:00~20:00

会場:甲府市・山梨県立図書館(多目的ホール)

テーマ:運動よリ早く、確実、かつ効果的な「究極の健康法」! 

──欧米の最新科学が裏付ける「メタボと生活習慣病撃退の知恵」

主催:山梨フルモニ・クラブ

お申し込み・お問い合わせ:林さん 090-4208-1503

e-mailyamanashi.frumoni.club@gmail.com

 

日時:4月15日(土)18:00~21:00

会場:東京表参道・東京ウィメンズプラザ

テーマ:『フォークス・オーバー・ナイブズ』がすすめる「究極の健康法」

──米国医学界を激震させた「メタボ&生活習慣病完全追放対策」

主催:「市場deシネマ」瀧澤博

お申し込み・お問い合わせ:瀧澤さん 045-779-2543(午前中のみ)

e-mailtansui@circus.ocn.ne.jp

 

日時:4月16日(日)13:00~16:00

            *時間が訂正になっております、ご注意ください。(4/12)

会場:新横浜「スペース・オルタ」

テーマ:『フォークス・オーバー・ナイブズ』がすすめる「究極の健康法」

──米国医学界を激震させた「メタボ&生活習慣病完全追放対策」

主催:「市場deシネマ」瀧澤博

お申し込み・お問い合わせ:瀧澤さん 045-779-2543(午前中のみ)

e-mailtansui@circus.ocn.ne.jp